新人マネージャー成長日記

某ITベンチャーで働くエンジニアです。32歳でプレイヤーからマネージャーに徐々に移行し始めたので、その成長過程で学んだことをアウトプットしていきます。

PDCAとは何なのか?

PDCAとは何か?

Actionである。

Actionが最も重要と思う。

Actionを決めることが重要なのだが、そのアクション自体は実はなんでもいいんじゃないか?と思っている。

とにかく前に進めることが重要と思う。

絵に描いた餅で、崇高なアイデアでできたら素晴らしいんだけど実行できないよっていうようなActionは意味がない。

それよりも、なんかイケてないけど、実行はできる。もっといいアイデアあるんじゃないかなぁ・・・って思うようなActionでもやることは明確

そんなActionの方が価値がある。

そう思う。

 

PDCA頻度についての考え方

いろんなえらい人がよく言うのが

月次で改善サイクルを回すと年間12回しか改善できない

週次で改善サイクルを回すと年間52回しか改善できない。

日次で改善サイクルを回せば365回改善できる

って話

つまりサイクルは短ければ短いほど良い。

(ものによっては、毎日なんて無理だよってことはあるけど、ともわれ早ければ早いほどいいだろう。)

サイクルを意識して、Actionを積む。

その上で、Actionに対して次の手を考える。

それをルーティン化してActionを積み重ねて前進し続ける。

 

PDCAをルーチン化する方法

これが一番難しいことだと思う。

マネージメントという意味では、しっかりとPDCAが回る仕組みの構築が重要になると思う。

基本的に人はサボるし、忘れる。

なので、仕組み化する。

そのために便利なのは定例mtgを活用するとうまくいくことが多い。

定例mtgでアクションを決め、次の定例mtgでアクションの確認をする。

PDCまでを定例で報告するようにし、Actionを定例で決める。

こうすれば、定例の頻度で確実にPDCAが回るようになるのである。

Actionの実行を担保するには

担当・期限を必ず決めること。(当然議事録には明記する)

定例は前回の議事録からスタートする。

さらに、後追いの仕組みを使えるとなお良い。

期限が近づいてきたらslack等でリマインドをしてくれる仕組みだ。

昨今のタスク管理ツールだったらそういった機能が完備されている。

とにかく、Actionは風化させない。必ずやりきってもらうことが寛容。

 

新卒にPDCAを効率よく回してもらう方法

新卒はとにかく仕事に慣れていないので

「仕事をどう取り組むべきなのか?」

というテーマについてサイクル早くPDCAを回すと成長すると思う。

そこに活用できるのは日報である。

日報にどういったことを書いてもらうか?というのはチームや組織によって様々だとは思うが

個人的には、タスク管理、進捗管理と言った目的で利用するのは新卒についてはあまり有用ではないのではないか?と思うことが多い。

どちらかというと、日々の業務への取り組み方の反省 → 改善という部分を自分で内省して次の日のアクションを変えるという目的で書いてもらう方が先輩がアドバイスしやすい(特に、その業務に直接関わっていない先輩、上司からもアドバイスが得やすい)

ので良いと思っている。

その日何を思ったか → 次の日どうするのか?

というようにアクションにつながる振り返りを日々やるのが良い。

 

まぁそんな感じかな。